新しい年の始まり、令和になって初めてのお正月、みなさま、いかがお過ごしになられたでしょうか。
あっという間にお正月休みが終わり、学校や仕事など、また日常生活が戻ってきますね。
そんな日常生活のスタートとともに、気になるのが「正月太り」・・・。
ついつい普段より多く食べてしまいます。
年末のクリスマスも、お正月も、美味しいお料理に美味しいお酒。
お酒もカロリーが高く、ビール中ジョッキ1杯で、120kcal。グラスワイン1杯で、80kcal程度となります。(2杯飲むと、白米ごはんをお茶碗で1杯食べたのと同じくらいになります)
そして、遅くまで楽しい時間を過ごし、寝る時間も遅くなるわけですが、当然睡眠不足に陥ってしまいます。
実は、睡眠不足が続くと、肥満の原因になってしまうことがあります。
睡眠不足になると、食欲を旺盛にしてくれる「グレリン」というホルモンが多く分泌されます。また一方で、食欲を抑える「レシチン」というホルモンの分泌量は減ります。
よって、普段よりも、多く食べてしまう可能性が高まってしまうということです。
また、翌朝すっきりと起きることが出来なくなり、1日の活動量が減少してしまいます。
ということで、睡眠不足になると、カロリーを多く摂取しまい、身体にたまったエネルギーを使いづらくなるので、結果として太ってしまうということになります。
規則正しい生活をし、活発に活動することによって、カロリーを適切に消費することができます。月並みですが、「当たり前のこと」を「当たり前に行う」のが、肥満にならずに済む近道と言えます。
しかし、頭では理解しているものの、なかなか出来ないのが実情です。
そこで、運動できない時に、どのようにカロリーを消費したら良いか・・・。
それは、ズバリ「頭を使って考える」ことです。脳で消費するカロリーは通常1日350~450kcalと言われています。米国スタンフォード大学の研究で、チェスのプロは試合時に、6,000kcalほど消費しているという結果が示されました。
消費カロリーを高めようと思ったら、なるべく「頭を使って考える」ということが有効です。
さあ、いよいよ2020年が始まりました。
新年から睡眠不足にならないよう、快眠を心掛け、素晴らしい1年のスタートを切っていきましょう!