行楽の秋。
美術館巡りやトレッキング、キャンプ。そして、なんと言っても温泉。
紅葉狩りをしながら目で楽しんで、温泉でほっこり温まり、美味しい料理に舌鼓をうつ。
とても至福の時間ですね。
しかし、楽しかったけど家のドアを開けたとたん、ぐったりする人もいるのでは?
実は温泉旅行は楽しいけれど、眠りが浅くなる人もいます。なぜでしょう?
美術館巡りやトレッキング、キャンプ。そして、なんと言っても温泉。
紅葉狩りをしながら目で楽しんで、温泉でほっこり温まり、美味しい料理に舌鼓をうつ。
とても至福の時間ですね。
しかし、楽しかったけど家のドアを開けたとたん、ぐったりする人もいるのでは?
実は温泉旅行は楽しいけれど、眠りが浅くなる人もいます。なぜでしょう?
温泉に行くと、なにはともあれお風呂だ、ということで荷物を置いてすぐにお風呂に行く人がいます。温泉までの道中、車や電車などを利用して「わくわく」している、すなわち「交感神経」が優位になっている時間がとても長いのです。その状態でお風呂に入り、出たと思うと今度は楽しい夕食。お酒も会話も弾み、楽しい時間があっという間に過ぎていきます。おふとんの中でも楽しい会話が止まず、心が「休まる」ことはありませんが、せっかくの旅行、翌日も楽しむためには、ぐっすり寝たいところです。
楽しくとても良い時間ですが、生体リズムを考えると良い睡眠をとるには体温がスムーズに下がらなければなりません。
温泉は水道水とは違い様々な成分が含まれていて、例えば海に近い温泉の多くは、食塩を多く含む食塩泉で効果としては保温効果です。湯上りにポカポカして体温を下げるには時間がかかります。一方、硫黄泉や炭酸泉は、血流を促進してくれるので体温は上がりますが、下がるのも比較的早い、ということがあります。
泉質によって体温の下がるタイミングが異なるのです。
お風呂上りから、ふとんに入るまで、食塩泉なら約2時間、硫黄泉や炭酸泉では約1時間半を目安にされると良いかと思います。
良い景色をみて、きれいな空気を吸って、美味しい料理と気持ちよい温泉を楽しむ。
そして泉質に合わせたタイミングでふとんに入るとぐっすりと眠れるのではないでしょうか?